家猫の食生活こそ最先端?
起こしてごめんシリアルをポリポリと食べていてふと思いました。
キャットフード(総合栄養食)って、言ってみれば「完全栄養食」では?
実際、キャットフードの「総合栄養食」は英語で、complete diet。「そのフードと水だけで健康を維持できる=完全栄養食」という意味です。
日本では「ペットフード公正取引協議会」や「AAFCO(米国飼料検査官協会)」の基準を満たしていれば、猫の成長段階(成猫・子猫・シニアなど)に必要なすべての栄養素がバランスよく含まれているとされています。
近年流行りの「完全栄養食」ですが、猫たち(犬も)は既に先を行き、日常的に完全栄養食を食べていた、というわけですね。
キャットフードの栄養基準とメーカーの工夫
そんな猫の完全栄養食たるキャットフードの栄養設計は、科学的根拠に基づいて行われています。
キャットフードに含めるべき栄養素の量は、主に次のような団体が定める「栄養基準表」に基づいています。
- AAFCO(米国飼料検査官協会)
- FEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)
- 日本のペットフード公正取引協議会
これらの基準は、実験的な栄養研究・長期の摂取試験・健康データ解析などをもとに算出され、「成猫1kgあたり、タンパク質・脂質・カルシウム・タウリンなどがどの程度必要か」などの値が示されています。
でも、栄養バランスだけ整えても美味しくなければ食べてくれないし、愛猫には美味しいごはんを食べて欲しいですよね。
そこで各社はこの基準を満たすだけでなく、消化吸収率・嗜好性・素材の持ち味を高めるため工夫を凝らしています。
栄養成分が同じなら味も似たようなものになりそうですが、この工夫によって同じ「総合栄養食」でも、企業ごとに味や消化性、健康サポートの特色が違ってきます。
おかげで愛猫の嗜好性に合わせたフードを選ぶことができています。ありがとうメーカーさん!!
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