ねこの雑学

むぎが来た日|猫を迎える時にすること(Day1_10/22)

あたらしいおうちにきたにゃ

我が家にねこがやってきました!
初日のお迎えから猫を迎える際の準備について書いています。

むぎの生い立ち

2018年10月22日は初めてむぎに会った日。
名前は写真を見た直感で「むぎ」と名付けました。

むぎには5匹のきょうだいがいます。元々は野良として生まれました。
生まれたのは千葉のある工務店の片隅です。母猫であった三毛が出産に安全な場所として選んだのでしょう。
残念ながらしばらくして母猫は交通事故で亡くなってしまったそうですが、5きょうだいは工務店の奥様と職人さんたちが面倒を見てくださり、すくすくと育ちました。

1匹は生後2ヶ月ほどで里子に行き、残った4匹は茶毛(後のむぎ)、三毛、三毛、サバの4匹。

そのうちの1匹を、夫婦二人暮らしの我が家に迎えさせてもらうことになったのです。

ねことの移動は大変

むぎを我が家に迎えるには、電車に乗る必要がありました。
レンタカーを借りられたらよかったのですが、私が今飲んでいる薬の関係で車の運転がNGなのです(大丈夫だと思うのですが何かあってはいけないので)。

工務店の奥様にお迎えに来ていただき、猫さんたちとご対面(立派なねこのお家がありました!)。
みんなかわいいのですが、やはりこの子しかいないとハートを射止められたのはやはりむぎ。

キャリーには入ってくれた

大丈夫かなと思ったら自分からキャリーに入ってきてくれました。
のですが、いざ移動しようとなると

「ニャー!ニャアー!ニャアアーー!!」

はい、もう大変でした(笑)

なんとかキャリーで移動


移動に漬かったのはこの自作キャリー。
仕事で使っていたバッグをリメイクしました。念のため移動中はさらに洗濯ネットに入れておきます。

駅まで送っていただき、むぎ用の切符として手回り品切符280円を購入。JRの場合ペットを電車で運搬する際はこれが必要になります。

JRの規定→旅客営業規則-手回り品

電車でもなんとか落ち着かせようと、キャリーに手を突っ込んで洗濯ネットごしに撫でていたのですが、効果なし。
なるべく人のいない隅に行き、声が届きにくいようキャリーのメッシュ側を壁側に。

日本だとペットと電車に乗る人って少ないので目立ちます。
電車が空いてる平日でよかった。
近くにいたおじちゃんが優しくて、「うるさくてすみません…」と言ったら「大丈夫ですよ~」とニコニコ顔で言ってくれたことに救われました。

そうして、一番懸念していた脱走もなく無事に自宅最寄り駅に到着。

はじめての我が家探検

戸締りを確認してキャリーを開けると、恐る恐るキャリーの外へ。
このとき主人は外出中だったので、部屋には私とむぎだけ。

怯えてどこかにこもってしまうかな?
と思っていたら家の中をくまなく歩きまわり始めました。

匂いを嗅ぎながらニャー、ニャー。

まるで「みんなどこ…?どこなのー…!?」と言っているようなその声が切なくて胸がきゅうっとしました。

きょうだいといきなり引き離されて知らない場所に連れていかれて…
不安だったよね。ごめんね。
その分幸せにしなきゃ。

ねこにトイレと水の場所を教え、様子を見ることに。
トイレはねこがトイレに近づいた時に砂をザリザリやって見せてみました。


しばらく洗濯機の裏に入ったり、歩きまわると、テーブルの下の床でポテンッと横に。

ちょっとは警戒を解いてくれたのかな?

しばらくするとお水も飲み、おトイレも成功!!
なんてえらい子なのー!!


用意していた爪とぎ用のマットも早速バリバリ(猫ってこのマット好きですよね)。

小さい頃から人間に囲まれて育ったこともあり、座っていたらくっついてきてホッとしました。

が、主人が帰宅すると再び怯えてしまい猛ダッシュ。液晶テレビを蹴って倒す勢いでプチパニック状態に!
(液晶テレビは完全に倒れる前に私がナイスキャッチのファインプレー。)

また洗濯機の下に隠れたりしていましたが、そっとしておいたら出てきてごはんもカリカリもぐもぐ。
よかったー!

ただ不安なのかけっこう鳴くので周りの住人の方の反応にヒヤヒヤ(汗)。
※うちは猫OKのマンションです。
防音性がいいのか寛容な方が多いのか、特に苦情は来ませんでした。

初日の進展

うちにきて初日だし、トイレ、お水、ごはんがクリアできただけでも上出来上出来!


そう思っていたら…なんと夜には一緒にイスに座るくらいの距離感に。
懸念していた主人との関係も良好。


むぎさんはよくしゃべる子で、寝言を言ったり、何かあるごとに「ニャッ」とか「ニャムアウ」とか言ってきます。
時々声が大きくてヒヤリとしますが(笑)


主人とも交信ごっこができるくらいにお近づきに。

夜は疲れて寝るようにと遊ばせるも、やはりこれまでのねこハウスでの生活のためか、深夜になってもウロウロしていたようです。
こちらが先に力尽きて寝ていたら、明け方足元に重みが。いつの間にか寝ていてくれたようです^-^

徐々に生活リズムを合わせていけたらと思います。
これからよろしくね、むぎさん!

猫を迎える前にすること


実際にねこを家にお迎えしてみて、準備が必要だなと思ったことをまとめています。

最低限必要なもの

少なくとも次のものは猫をお迎えする前に準備が必要です。

  • 移動用キャリー
  • トイレ一式(猫砂など含む)
  • キャットフード
  • フード・水用の食器
  • 爪とぎ
  • コロコロ(粘着テープ)
    キャリー以外は猫の生活に欠かせないものです。
    猫砂、キャットフードは初めはなるべくお迎え元で使っていたものを準備するとなじみやすく失敗が少ないです。コロコロは抜け毛があちこち付くので必須アイテムです。

    あった方がよいもの

    これらはできれば準備しておいた方がよいです。

  • キャットタワー
  • ケージ
  • 防臭袋(うんち用)
  • ウェットティッシュ
  • 猫用爪切り
  • 猫用おもちゃ
  • 抜け毛取りブラシ
  • 猫用ベッド
  • ケージと爪切り以外は実際に後から購入したものです。
    我が家には背の高い家具がなかったのでキャットタワーが必要でした。

    用意してあげておいた方がいいこと

    フローリングやラグは猫にとって滑りやすい環境です。
    防音のためにもクッションマットのカーペットやラグの滑り止めをしておいてあげると、猫さんが走り回ってもあまりうるさくありません。

    まだ猫が幼なかったり、家に猫に壊されたくないものがある場合は外出時のケガを防ぐためにケージがあると安心です。
    我が家では私が家にいることが多いのでケージは使いませんでした。

    猫を飼うなら保護猫を!

    最後に。
    猫を飼いたいなと思ったらぜひ猫の譲渡会や保健所、貰い手を探しているところへ会いに行ってください。
    ペットショップの猫もかわいいですが、可能な限り「処分」という悲しい運命が待ち受ける猫たちを救ってあげてください。

    どうかお願いいたします。


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