都会の狭い部屋での猫との暮らし
都会での一人暮らしではどうしても部屋の広さに限りがあります。ペット可物件でも1Rだったり、その広さで大丈夫?と思う物件も珍しくありません。
本来狩猟本能を持つ猫。自由に運動できるスペースは健康のためにも必要です。
再度の引っ越しを検討していることもあり、今回は都会の限られたスペースで猫が元気に運動できる環境づくりについて考えてみました。
猫の運動量ってどのくらい必要?
まず、そもそも猫は一日にどれくらい運動すればよいのか。
一般的には、猫は1日30分~1時間程度の活動をすることが理想的だと言われています。筋肉を使い、ストレスを発散させることが、健康を保つことに繋がります。
特に若い猫やエネルギーが有り余っている猫だと、より活発な運動が必要ですね。
部屋の広さに制限がある場合、どう工夫する?
都会のアパートやマンションで広いスペースを確保するのは難しいことが多いですが、工夫をすれば十分に運動できる環境を提供することができます。
垂直スペースや壁を活用する
よく言われていることですが、猫は本能的に高い場所に登るのが好きです。部屋の広さが限られていても、キャットタワーや壁面を使った棚を設置することで、猫は十分に運動できます。キャットタワーや棚を使って猫が上下に移動できるようにすると、運動量が増えるだけでなく、猫も興味津々で遊ぶことができます。
壁にキャットウォークを作ることができたらなお最高。最近は突っ張りで作る柱に板を渡して作るキャットウォークも販売されているので、そういうものであれば賃貸でも導入できそうです。
なお、手作りを試みた失敗談はこちら↓
キャットウォークを手作りしてみた!~失敗編~(Day348_10/4)
おもちゃや遊び道具で誘引、追いかけっこ
これが一番手っ取り早いでしょうか。猫が自分から運動をするように、日常的におもちゃで遊ぶだけ。ベッドの上も活用すれば音が響くのも気にせず、広さも確保できそうです。
フェザー付きのおもちゃ(飲み込み注意)やボール、レーザーポインターなど、猫の興味を引くアイテムを使って遊ぶと効果的。毎日少しでも遊ぶ時間を作ることが、運動不足解消になります。ご覧のとおりふくねこも毎日懸命に紐を振り回しております。
最近は猫向けに設計された自動で動くおもちゃやボールもあるので、日中仕事に出ている場合でも、うまく活用できれば運動不足を防ぐ手助けになりそうです(買ったのに遊ばない問題はありますが…)。
猫は短距離ダッシュが得意なので、おもちゃを使って猫を少し走らせるだけでも良い運動になります。
直線ダッシュができるスペース、これだけはどうにか作ってあげたいところ。むぎさんはトンネルを猛ダッシュで走り抜けるのが楽しいようです。ベッドの脚を高めにし、下を空けておくとその空間もダッシュゾーンにできます。
その他、猫の運動と遊びに役立つアイデア
これらは窓タイプや制約があることなのでおまけ的に。
窓辺にキャットベッドなど居場所を設置する:日光浴をしながら外の景色を見ることで、自然と運動欲が掻き立てられます。外を歩く鳥や車、他の動物を見て興奮することもあるので、自然に運動が促進されることもあります。むぎさんもよく外の鳥を見て興奮して走ったり、キャットタワーを上り下りしていました。
猫同士の遊び: もし二匹以上の猫を飼っている場合、猫同士で遊ばせることが運動不足解消に。お互いに追いかけっこをして遊ぶことで、運動量が増えます。(大変だけどうらやましい…!!)
狭い部屋でも猫は元気に過ごせる、ただし工夫は必要
限られたスペースであっても、猫にとっては工夫次第で十分に運動できる環境を作ることができます。キャットタワーやキャットウォーク、遊び道具を活用することで、猫が動き回るための空間を提供することが重要ですね。
そして毎日の遊びを楽しむことも必要なこと。一緒に遊んで愛猫は健康になるし、飼い主との絆も深まるという一石二鳥。
次の引っ越しは日当たり重視で探しています。予算内でなるべく広さがあればうれしいですが、都会の狭い部屋でも猫が元気に過ごせる環境を作ることは可能なので、引き続きお互いが心地よく過ごせそうな部屋を探していきます。
- うんち朝-
- うんち夜〇〇(夕・夜のごはんを食べ始めたタイミングで…)
- おしっこ5回
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