冬のトイレ回数、なぜ増える?

むぎさんは冬場よくトイレ(小)に行きます。毎年のことではあるものの、毎年気になります。
冬に寒さで猫が頻尿になることはあるようですが、その原因は寒さだけではなく体の反応にも関係しているのだとか。
冬に頻尿が見られる理由を改めてまとめてみました。
1. 寒さと体温調節
冬の寒さは、人と同じように猫の体温調節にも影響します。
寒い環境では体が冷えないように血管が収縮して血液が体の中心に集まり、末端(手足や皮膚)への血流が減少します。
おしっことの関係としては、体全体の筋肉の緊張や血流が変化することが間接的に影響しています。
膀胱周りの筋肉が緊張しやすくなることで、尿意を頻繁に感じるようになるのです。
緊張するとトイレが近くなるのと一緒ですね。
2. 水分摂取と排尿

もう一つは室内の乾燥。これは意外な現象ですが、暖房が効いていると猫の水分摂取量が減少することがあります。
水を飲む量が減ると、尿の濃縮が進み排尿の回数が減ることが一般的ですが、逆に頻尿が見られる場合もあるようです。体温を保とうとして膀胱に対する圧力が変化したり、尿の濃縮が起こるため、排尿の回数が増えることがあります。
3. 冬の頻尿に注意すべきサイン

寒い時期に頻尿が見られる場合、その原因が寒さに起因する一時的なものであれば問題ありません。
しかし、頻尿が続いたり、猫がトイレに行ってもほとんど尿が出ない場合、尿路感染症や膀胱炎、結石などの病気が考えられるため、獣医の診察を受けることが重要です。
以前尿結石で何度もトイレに出入りしてもおしっこが出ないことがありました。
トイレに頻繁に行く、排尿がない、尿に血が混じっているなどの異常が見られる場合は、早急に獣医にご相談を…!
まとめ
冬に猫が頻尿になることはありますが、それが必ずしも健康上の問題を示すわけではありません。
寒さや環境の変化による一時的な反応であることも多いですが、症状が続いたり悪化したりする場合は、病気の可能性もあります。
気になることがあれば獣医さんに相談することが大切ですね。
愛猫の健康を守るために、適切な水分補給と温かい環境を整えることを心がけていきます。
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