遺伝子が運ぶ猫の毛色

猫の毛の色や模様が遺伝子によって決まることは皆さんよくご存じのことでしょう。
遺伝子は父猫と母猫の染色体に組み込まれていて、子へと受け継がれます。毛の色、パターン、さらには模様の出方まで、すべては父方と母方から受け継いだ組み合わせ次第。ちなみにむぎさんの父猫らしき御方は大きな茶トラ風の猫さんでした。
大きさも柄もしっかり受け継いでいるようです(笑)
猫も擬態するように進化した?

さてこちらは出社に抗議するむぎさん。相変わらず床の色に溶け込んでいます。
そう、猫の毛色や模様の多様性は進化の過程でも役立ってきました(もちろん床のフローリングは想定していないでしょうが)。
野生の猫は周囲の環境に溶け込むことで捕食者から身を守り、潜んで狩りを成功させる必要がありました。茶色やグレーのような毛色だと、周りの地面や岩、枯れ葉といった自然環境に擬態しやすく、風景に溶け込むことができるので生存に有利な特徴です。

そしてその擬態は現在では家庭内でも…。
いやほんと、写真で見ると違いが歴然ですが、部屋に入ったとき一瞬どこにいるのか分からず思わず探してしまいました。

まさにこれが猫が持つ毛色や模様の進化的な利点の一つとも言えるでしょう。
ちなみにお口の周りが白いのは、自然界では動物の顔周りや目の周りに明るい色があると視覚的に安心感を与えることがあるため、進化の過程でこうした特徴が選ばれてきた可能性があるようです(by Chat GPT)。

猫の毛色や模様が生存に関わる重要な進化的適応の一部だったとすれば、白猫は生き残りにくかったろうなと思います。
そして今やその毛色や模様の進化は、床や毛布の色に擬態しかいぬしをヒヤッとさせるほのぼの(?)エピソードに。
下僕の皆様、同系色の毛布を買った時はお互い気を付けましょう(笑)
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