室内飼い時代の猫は昔と少し違う?
ベッドでまったりと毛づくろいをするむぎさんを見ていてふと思いました。
猫って、昔より人と暮らすのが上手になっていないでしょうか。
猫は数千年前から人のそばで暮らしてきた動物ですが、最近の猫は特に、人間との共同生活にどんどん最適化されているように感じます。
今は完全室内飼いが一般的になり、外敵との戦いや縄張り争いを経験せずに育つ猫も増えました。また、多くは去勢や避妊を行うため、ホルモンバランスの変化によって発情行動や攻撃性が落ち着いています。
その結果なのか、甘えん坊だったり、人の生活リズムに寄り添ったり、穏やかな性格の猫が増えているように思います。
もちろん個体差はありますし、猫そのものが急速に進化しているというよりは、人と暮らしやすい性質の猫が選ばれやすくなったり、環境によって行動が変わったりしている面も大きそうです。
一緒に暮らす時間は、猫も人も変えていく
むぎさんと暮らし始めて、もう7年半になります。
最初の頃よりも、今の方がずっと意思疎通ができている気がしますし、甘えたい時の行動、遊びたい時のアピール、こちらが仕事中で今はかまえない状況なども、お互いに少しずつ学習して暮らし方を調整してきました。
猫が人に慣れたというより、猫と人がお互いに進化しているような感覚もあります。
猫はイエネコとして、ヒトは猫の下僕として進化する
生物学的な意味での進化は長い時間が必要ですが、少なくともイエネコは、今も人との暮らしの中で変化を続けているのかもしれません。
昔より甘えん坊に見えるのも、穏やかに見えるのも、猫が人を信頼して暮らせる環境が増えたからなのかも。
それと同時にヒトも、猫を甘やかして可愛がり、ブラッシングや尻ポンで尽くし、時には美味しいごはんを使って信頼を得る努力を続けているのも事実。
これからもいい関係性を保ちながら、イエネコとしての進化、そしてヒトの猫の下僕としての進化をともに育んでいきたいです。
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