スコティッシュフォールドによくみられることからそう呼ばれる猫の「スコ座り」。面白かわいいその姿をするのにはちょっと悲しい理由がありました。
スコ座りの由来になったスコティッシュフォールドの折れ耳は先天的な骨の奇形
折れた耳とタレ目がなんともかわいく人気のスコティッシュフォールド。
実はその折れ耳、先天的な骨の奇形である耳軟骨発達異常によるものです。
そのため折れ耳のスコティッシュフォールド同士の交配は、重篤な骨の障害をもつ子が生まれる可能性があるため危険とされています。
スコティッシュフォールドには遺伝性骨形成異常症になりやすい
実際に、スコティッシュフォールドは遺伝性骨形成異常症という障害をもつ個体も少なくなく、関節の痛みなどの障害が出ることがあります。
スコティッシュフォールドは「スコ座り」の呼び名の由来になったように他の猫種よりこの座り方をしていることが多く、やはり骨や関節が他の猫種と多少違うと言えるでしょう。
もちろん耳折れでもスコ座りをしない子もいますし、耳折れでも障害なく元気に過ごしているスコさんもいます。
軟骨が柔らかいスコさんたちは関節の具合に関係なく「この体勢が楽ちん」なのかもしれません。
先天性の骨奇形である耳折れのスコティッシュフォールド。
自然な交配だけでは多くは産まれてこないと思うのですが…。
もしスコさんに関節障害が出ても最後まで大事にする人がスコさんと暮らしているといいなと思います。
耳折れでも耳立ちでも猫は愛しいし、一生面倒見ますけどね!(^^)
猫のからだは伸縮自在
むぎさんもスコティッシュフォールドほどではないけれど体が柔らかいです。
(比べたことないけど。)
背中もお腹も美しいカーブです。
お腹…。
とりあえず見なかったことにしとこうね。
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