急な気温変化は猫にも負担

例年以上に気温の変化が激しいこの春。気温差が大きいと、人間と同じように猫も体調を崩しやすくなります。
気温差によって生じる影響と理由を以下にメモしておきます。
1. 体温調節が負担になり疲れやすくなる
猫は人間ほど効率よく汗をかくことができないため、気温の急変に適応するのが難しいです(猫が汗をかくのは肉球くらい)。寒暖差が激しいと、体温を適切に維持するためにエネルギーを多く消費し、疲れやすくなります。
2. 免疫力が低下する
気温が下がると体が冷え、免疫力が低下することがあります。その結果、風邪のような症状(くしゃみ、鼻水、咳)を引き起こしたり、ウイルスや細菌の感染リスクが高まったりします。
3. 食欲不振
急な気温の変化に体が適応しようとすることで、ストレスを感じたり、消化機能が乱れたりすることがあります。特に、気温が高い日が続くと、食欲が落ちる猫もいます。
むぎさんは幸い変わらず食欲旺盛です!(笑)
4. 消化不良や下痢
気温差によるストレスや、寒暖差で胃腸の働きが不安定になることで、下痢や嘔吐といった消化器系の不調を起こすことがあります。
少し前に嘔吐があったのは寒暖差もあるかもしれません。
5. 関節の痛み
寒暖差が大きいと、関節の調子が悪くなる猫もいます。特に高齢の猫や関節炎を持っている猫は、冷えた時に痛みが強くなることがあります。
骨折した部位が低気圧(気圧の変化)で痛むことがあるのですが、猫にも同じことが起きるのですね。
気温差で起きる不調への対策

対策としては次のようなことが有効です。
- 室内の温度管理:暖房や毛布で暖をとれる環境を整えつつ、急激な温度変化を避ける。
- 適度な湿度の維持:乾燥しすぎると喉の調子が悪くなったり、ウイルスが活発になったりするため、50~60%程度の湿度を保つ。
- 食事と水分補給:栄養バランスの取れた食事はもちろん、十分な水分がとれているか確認する。
- ストレスの少ない環境:静かで落ち着ける場所を用意し、気温変化の影響を最小限に抑える。
当然と言えば当然なことですが、改めて環境を見直したいと思います。24時間空調管理ができたらいいのですが…電気代…くっ!!
むぎさんももう少しでシニアの入り口…特に高齢の猫や持病のある猫は影響を受けやすいようです。
春先は人間も体調を崩しやすいですし、猫も人もお互いにしっかりケアして過ごしていきましょう~!
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