ニュージーランドで猫と暮らしたい
むぎをお迎えする前のちょうど1年ほど前、ニュージーランドに行きました。
ニュージーランドは自然が豊かで人も穏やか。
とても過ごしやすく、南島のクライストチャーチやクイーンズタウンに住みたいと今でも思います。
そうなったときにニュージーランドにむぎを連れていけるのだろうか…?
と、妄想移住計画を立てたのでした。
ニュージーランドに猫は連れていける?
犬や猫などのペットは日本からニュージーランドに連れていけます。
ただし所定の基準を満たし、手続きを取らなければなりません。
ニュージーランドへのペットの入国についてはこれらの記事が参考になりました。
ちなみに鳥やフェレット、モルモット、マウス・ラット(実験用を除く)、豚、ヘビなどの爬虫類(動物園用を除く)はニュージーランドに持ち込めません。
固有種を守るために厳格です。
ニュージーランドに連れていける犬や猫の条件
ニュージーランドに連れていける犬や猫にも以下のような制限があります。
- ニュージーランド入国前の6ヶ月間(あるいは生後ずっと)、日本に連続して居住していたこと
- 妊娠している場合、日本出国時に妊娠42日目以前であること
- 日本出国時に生後12週間以上であること
- 犬の場合、以下の5犬種(雑種含む)でないこと
ブラジリアンフィラ、ドーゴー・アルジェンティノ、土佐犬、ペロ・デ・プレサ・カナリオ(ドゴ・カナリオ)、アメリカン・ピット・ブルテリア - 交配種でないこと(ベンガル猫は除く)
交配種は異なる種を掛け合わせて生まれた種のことなので、雑種の猫は入国OKです。
入国するためにはマイクロチップを埋め込んだり、獣医さんに健康診断の書類を書いてもらったり、ワクチン接種を済ませたり、入国に必要な書類を事前に提出したりとなかなか大変…。
ただ手続きについては先ほどのMinistry for Primary Industriesのページに詳しく載っているので、できないことはありません。
日本は狂犬病に関して「Category 2」のエリアになるので、「rabies-free countries or territories (category 2)」のドキュメントに沿って手順を踏めばOK。
親切にチェックリストも付いています。
永住するのでなければ連れて行くのは避けたい
ただ、その手順を読めば読むほど「猫に負担だなあ」というのが実際のところ。
日本から出入国するときはどの航空会社も別に預けないといけないので、機内では一緒にいられません。
到着してからも10日間は検疫のために施設での預かりとなります。
ちゃんと専門のスタッフが健康のケアをしてくれ、面会もできるので安心ではあるのですが、飛行機で怖い思いをしてさらに知らない場所で10日間…。
そう思うとおいそれとは連れていけませんね(^_^;
もし…もしもニュージーランドに数年住むことになれば、その時は一緒に連れて行く所存です。
ニュージーランドのペット保有率は70%だそうですが、都市部はペット不可の物件が多いそうです。
その辺は日本と同じですね。
何か…こう、ペットにもパスポートが発行できてもう少し渡航が楽になったらいいのになと思います。
検疫の関係で難しいとは思いますが。ぜひそうなって欲しいものです。
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