猫は焼き芋やふかし芋が好き
肌寒い季節になると食べたくなる焼き芋。
焼き芋を食べている時に猫が「ちょーだい!」ってしてくることありませんか?
「猫 さつま芋」で検索すると「焼き芋やお芋をあげても大丈夫?」というようなタイトルの検索結果がたくさん出てきます。
Yahoo!知恵袋でも「猫が焼き芋を欲しがる」「ふかし芋が好き」「袋ごと持って行った(笑)」など、にゃんこと人間の焼き芋争奪戦の様子がつぶやかれています。
なぜ猫は焼き芋が好きなのか
でも、猫は肉食動物。
タンパク質と脂質を主食とする彼らがなぜこんなにも芋に惹かれるのか、不思議に思いませんか?
そこで焼き芋の成分から理由を考えてみました。
焼き芋100g中の栄養成分
- 糖質 35.5g
- 食物繊維 3.5g
- タンパク質 1.4g
- その他(ビタミンB6・パントテン酸・ビタミンC・葉酸・ビタミンE・銅・カリウム等)
1/3が糖質の焼き芋。
栄養成分的には猫がそれほどまでに夢中になるとは思えません。
となると…匂いが好き?
焼き芋の匂い成分
「猫は食べ物の匂いに敏感」とよく聞きますよね。
酸化してしまったフードは臭いを嗅ぎ分けて食べないこともあります。
焼き芋ももしかしたら匂いに反応しているんじゃないでしょうか?
さつま芋を加熱すると、ヒドロキシアセトン、フルフラール、2-アセチルフラン、ベンツアルデヒド、5-メチル-2-フルフラール、フェニルアセトアルデヒド、フルフリルアルコール、3,4-ジヒドロビラン、β-イオノン、マルトール、2-ヒドロキシアセチルフラン、5-ヒドロキシメチル-2-フルフラールという香気成分(匂い成分)が主に生成されます。
この中のいくつかが、猫にとって獣肉と同様のかぐわしい香りとして認識されているのではないか?と私見ですが思うわけです。
個人的にはとても興味深い行動なのですが、「猫はなぜ焼き芋を好むのか」に関する学術記事などは存在せず。
あったらぜひ教えてください…!
ちなみに「猫はさつま芋を食べても大丈夫」です。
食べ過ぎは何でもよろしくないですが。
人間も食べ過ぎに気を付けます。
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