グレインフリーとそうでないものの違い
キャットフードには小麦などの穀類を使用していない「グレインフリー」製品と、穀類を使用しているものがあります。
猫は元々肉食動物。
そのためキャットフードも、穀類を使用していない動物性たんぱくを主成分としたものが良いとされています。
しかしグレインフリーフードがすべての猫ちゃんに合うわけではありません。
その理由は年齢と体質に関係があります。
グレインフリーのフードが適している猫ちゃん
グレインフリーキャットフードをあげたいのはこんな猫ちゃん。
- 成長期の子猫
- 若く健康な成猫
- 穀物アレルギーのある猫
成長期にはたくさんの栄養を必要とします。
そのため、からだを作るたんぱく質が豊富なグレインフリーフードが向いているのです。
穀類アレルギーがある猫ちゃんには必ずグレインフリーであることを確認したフードをあげてください。
アレルギーで下痢や嘔吐を起こしたり、症状がひどい場合にはアレルギー性のショック症状を起こし、命に関わる場合があります。
グレインフリーのフードが向かない猫ちゃん
反対に、グレインフリーフードが合わない猫ちゃんもいます。
- 腎臓が弱っている猫
- 高齢の猫
もともと水を飲む量が少ない猫。
彼らは腎臓で尿を濃縮して排出することで体の水分量を維持しています。
そのため腎臓に負担がかかりやすく、腎臓病になりやすいのです。
そして、高たんぱく質の食事は腎臓に負担がかかります。
猫は高齢になると腎機能が弱ってきます。
高齢の猫ちゃん、若くても腎臓の弱っている猫ちゃんには、たんぱく質が控えめの穀類入りのフードの方が適しているのです。
猫は穀類を消化できないわけではない
「猫は穀類を消化できない」と見たり聞いたことがあるかもしれません。
しかしこれは生の穀類のことで、玄米ごはんのように加熱した穀類なら消化できます。
あえて穀類を入っていることで満腹感を出したり、整腸作用を促しているキャットフードもありますよ。
実際にどんなキャットフードをあげたらいい?
いざキャットフードを選ぶとなると、たくさんあってどれにするか悩んでしまいます。
グレインフリーもそうでないものも、選ぶポイントは良質な原材料を使っていて、添加物を使用していないことです。
- モグニャン(全年齢対応)
- レガリエキャットフード(全年齢対応)
モグニャンは良質フードとして有名なカナガンと同じ「レティシアン」という会社が製造しています。
ペット先進国であるイギリスで作られたキャットフード。
食い付きもよくメインレパートリーのひとつとしてあげています。
国産にこだわるならレガリエがおすすめ。
ウェットフードを混ぜないと食べなかったうちのむぎさんがカリカリだけで食べるようになりました。
モグニャンもレガリエも全年齢対応なので、子猫からシニア(8歳~)までずっと食べてもらえるキャットフードですよ。
これらはすべて国産キャットフード。
原材料も安心してあげられるものを使っています。
ねこはぐは割引で買うために定期購入にしたのですが、次にいつ買うかを自分で調整できるのでしばらくお休みしたいときも自分でタイミングを変更できます。
ねこままちょいす、マザー.nyanはいずれも「犬猫自然食本舗」というお店の商品。
こちらは初めにお試しサイズで色々と試せたので助かりました。
キャットフード選びの参考になれば幸いです。