猫も遺伝子検査ができる時代に
猫にも遺伝性疾患があります。
その検査が一般家庭で、しかも郵送でできることを知りました。
猫の遺伝性疾患としてよく知られているものにはスコティッシュフォールドの「遺伝性骨軟骨異形成症」があります。
耳折れ短足の愛くるしい姿のスコティッシュフォールドですが、この遺伝性疾患により関節炎を発症する高いリスクがあるというのは猫好きの間では有名な話ではないでしょうか。
そのため、猫たちが歩きやすいように床を滑りにくくしたり、高いところから段階的に降りられるように関節ケアを心がけている飼い主さんもいます。
そんな風に遺伝子的になりやすい疾患を知っておけば、日々のフードに気を付けることができるし、「もしかしてこれって?」と、病気の兆候にも早い段階で気付き悪化する前に治療を始められるかもしれません。
以前むぎが尿結石になったときも、早めにお医者さんに行ったので投薬と療法食だけで済みました。
(尿道に管を通してドレナージしてたらきっと大変だった…^^;)
人間もそうですが、病気の早期発見て大事だなと思います。
猫の遺伝子検査の費用は1項目5000円
やはり気になるのはその検査費用。
ペットの遺伝子検査は日本だと「Orivet(ブリーダー向け?)」や「Veqta」、「Pontely」があり、価格はだいたい1項目5000円程度です(結果郵送代含む)。
Pontelyは1項目5000円、2項目9800円、3項目14000円とシンプルで、結果をWEBで早く確認できるのが良いなと思いました。
※検査はペット検査の大手アニコム先進医療研究所に委託
人間の遺伝子検査を民間ですると1項目3800円くらいからなので、猫様の方が少し高いですね(笑)
猫の遺伝子検査の検体も頬の内側から採取する
気になる遺伝子検査の方法ですが、これも人間とほぼ一緒。
やったことがある方は分かると思うのですが、人間だと綿棒で頬の内側をぐりぐりして粘膜を綿棒に付着させ、それを検体として提出します。
(採血することもあります。)
猫もそれと一緒で頬の内側を綿棒のようなものでちょいちょいとこすり、それを提出することで検査できます。
しかし内頬を綿棒でこするなんて、猫ちゃんによってはレベルがとても高そう!
むぎは時々綿棒で歯みがきをしているのですが、起きているときは難しく、寝ぼけて「もうどうにでもして~」状態のときにやるとそれなりにうまくできます。
ただ、どこの検査にも「ミックス/雑種」は選択肢にないんですよね~(日本の猫の約8割がミックス猫)。
もし検査するなら近い種類を選ぶとしてアメショかな?
色々な遺伝子が混じったミックス猫は遺伝性疾患のリスクが少ないイメージです。
むぎはアメショ柄が強いので、その点は少し心配。
ちなみにアメショの遺伝性疾患リスクは「多発性嚢胞腎(PKD)」とのこと。
尿結石もあったので、腎臓のことはこれからも気にかけていきます!
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