ねこのしっぽは感情の指標?しっぽの動きから分かる猫の気持ち
猫の感情はしっぽでバレバレ?
一見何を考えているか分からないように見えるネコですが、彼らの思っていることはしっぽに顕著に表れているのです。
そんな猫たちの気持ちをしっぽから読み解いていきましょう!
気分が乗っているときのしっぽ
しっぽをピーーン!と立てて歩いている猫を見たことがありませんか?
ごはんが欲しかったり、甘えてくるときに猫はしっぽを垂直に立てます。
こんなときは猫ちゃんと触れ合う絶好のチャンス!
思う存分かまってあげてくださいね。
しっぽが垂れてきたら「もういいよ…」のサインなので構い過ぎにはご注意を(笑)。
反対にだらんと垂れているときはしょんぼりしているときです。
体調が悪いときもしっぽが垂れているので気にかけてあげてくださいね。
機嫌が悪いときのしっぽ
しっぽを大きく乱暴にバタバタさせているときは、たいてい機嫌が悪いときです。
むやみに抱っこしてしっぽをバタバタされたことがありませんか?
下ろした後も後ろ向きでしっぽを左右にバタバタ…。
これはイライラして怒っている状態なので、そっとしておいてあげましょう。
リラックスしているときのしっぽ
同じしっぽを振る行動でも、ゆっくり動かしているときはリラックスしている証拠です。
しっぽの先だけちょこちょこゆっくり動かしたり、付け根からゆっくり動かしたりと様々ですが、こんな時には菩薩のような表情が見られることでしょう。
リラックスしながら何かを考えているときもしっぽがゆっくり動きます。
パタン…パタン…一体何を考えているんでしょうね。
不安なとき・怖いときのしっぽ
不安なとき、怖い時はしっぽを内側に丸める習性があります。
抱っこをしてしっぽがお腹につくほど丸めているのは怖がっているときです。
猫は怖いときにもボワッとしっぽが膨らみます。
このときは攻撃的になっているので気を付けましょう。気の小さい子はしっぽを膨らませやすいようです。
また、しっぽを山形に曲がらせて背中も丸めているときは驚いたり攻撃的な気持ちのときです。
落ち着くまで見守ってあげましょう。
考えているときのしっぽ
座りながらしっぽを縦に大きくパタパタさせるのは考え事をしているときです。
何しようかなー
どうしようかなー
という気持ちのときにそんな動きをします。
何かを見つけたときに立ちながら大きくよこにしっぽを動かすことがあります。
これは目標物に対して興味を示しているときです。
何だろう?と興味を持っている状態でまだ飛びかかることはしません。
興奮状態が高まると頭を下げてお尻をふりふり、捕獲体制で突撃です。
しっぽの動きを見てねこと良好な関係を
他にも寝ているときに名前を呼ぶとしっぽの先だけ答えたり、猫はしっぽを使っていろいろな感情を表します。
しっぽの様子で気持ちがバレバレなんてかわいいですね。
しっぽの動きを見て猫ちゃんと良好な関係を築けるよう、人間は観察力を磨かねばなりませんね^^