ねこの体ケア

猫のむぎ、膀胱結石になるもオシッコの調子が戻る(Day312_8/29)

ふくねこ
ふくねこ
だいぶ調子よくなってきたね!
むぎ
むぎ
あのときは痛かったのにゃ~

膀胱結石になってからオシッコが出るまで


今回のむぎの結石事件をまとめてみようと思います。

それは突然やってきました。

日曜日の朝、何だかむぎがトイレに出たり入ったり。

お昼に頃に2回目のウンチをしていたので、その時は「ウンチを出し切ってなかっただけだったのか」と思い安心しました。

しかし、その後も落ち着かない様子でトイレに出入りするむぎ。
オシッコ自体はチョロチョロと排出。

心当たりがあるのは尿結石による膀胱炎・尿道炎。

膀胱に結石ができて尿道に詰まっているか、結石が尿道に傷をつけて尿道が腫れて狭くなり、出にくくなっているのではと。

病院に連れて行こうとしたのですが、かかりつけの動物病院は日曜午後からお休み…。

完全にオシッコが出ていないわけではないので、この日は様子を見ることにしました。

尿道が完全に閉塞しオシッコが全く出なくなるととても危険です。
尿毒症になり、急性腎不全になります。
尿道閉塞は24時間以内に早急な処置が必要です。

月曜日、やはりまだオシッコの出が悪い…。
出ないわけではないのですが、ポタポタ、チロッ、と何度もトイレでがんばるむぎ。
(うんちは普通に出ていました。)

さらに今回は目視で明らかな血尿が出るときも。
早く病院に連れて行きたいのですが、かかりつけ病院はお休み。

もう一つの動物病院は家から少し離れていて、むぎの負担を考えると少し悩ましいところ。

「オシッコは多少なりとも出ている」ことと、尿結石があるであろう「膀胱をさわっても嫌がらない」「腎臓近くの背中を触っても嫌がらない」ことから酷い症状ではなさそうだったので、火曜日の朝イチで病院に連れて行くことにしました。
本当はすぐに連れて行くのがベストだと思います。

火曜日、朝いちばんに動物病院へ。
やはり膀胱結石の可能性が高いとのことでした。

幸いまだ早い段階とのことで、「薬と食事療法で治りますよ」とのこと。

ちょうど同じように結石で入院している子がいて、その子は尿道にカテーテルを入れて強制排出したそうです><


で、止血剤と抗炎症剤を混ぜた薬を注射で打ったのですが…。

3本のうちの2本目の注射の後、前側を抑えていたふくねこの肩やら腕やらを噛んで診察室の隅っこに逃亡。
何とか連れ戻して抱っこして落ち着かせ、3本目はスタッフさんが抑えて投与完了。

ごはんはロイヤルカナンの療法食に切り替えました。

帰ってからのオシッコには肉眼で分かる血尿はなく、その日の晩に割と多めのオシッコ。

翌朝には気持ちいいくらいの量のオシッコが出ていました。

水曜日、2回目の投薬のためもう一度動物病院へ。
「オシッコ出ましたー!」「よかったですね!」のやり取りをして注射の準備…をしようとしたらキャリーを開けた途端むぎが診察室の隅っこへ逃亡。

昨日と同じ場所に逃げ込んでしまいました。
どうやら嫌な記憶と結びついてしまったようです…。

今回は激おこで「フシャーッ!!フシャーッ!!」とこれまで一度も見たことがない激しい威嚇。
試行錯誤してキャリー内に入れ、そのまま抑えて注射。

「後はごはんさえ気を付ければ大丈夫ですよ」とのこと。
むぎ、よく頑張った!!

その日もオシッコはよく出ました。

肝心のロイヤルカナンの療法食はなかなか食べてくれなかったのですが、これまでのごはんと一緒に混ぜたら食べてくれました。


そして木曜日

すっかりロイヤルカナンの療法食が気に入ったのか、残さずペロリと食べるまでに。

元気にモリモリ食べている姿を見るとうれしいです。

ただ、量をきちんと守ってあげなければだめですね。

実家の先代猫のミーは去勢した後太ってしまって、獣医さんに「ごはんの量はきちんと決められた量をあげなきゃ!」と怒られました^^;

しばらく療法食を続けます。




猫の次は飼い主が病院へ


悪い顔してバリバリ爪とぎ

火曜日にむぎに噛まれた部分は見事に赤く腫れあがり、膿が出てきました。

おそらくパスツレラ症ではないかと思い、とりあえず膿は自分で絞り出して皮膚科へ。


風格

皮膚科では5日分のマクロライド系抗生物質と、ゲンタシン軟膏を処方してもらいました。

どちらも菌を殺す薬です。

5日後にまた来てくださいとのこと。


膿を絞り出しておいたおかげか(?)、特に患部をいじることはありませんでした。

痛い思いをせずによかったです。自分で絞るのは痛かったけど。




オシッコの調子が戻り、元気いっぱいに


当のむぎさんは排尿もスムーズになりすっかりいつも通り。

食欲旺盛で「ごはんー!」と叫んできます。

ただやっぱりまだ頻尿かな?

元々頻尿気味な感じはしていたので、これからも腎臓や下部尿路系の疾患に気を付けます。

<追記>
ロイヤルカナン ユリナリーS/Oはストルバイトを溶かすためにpHを酸性に傾ける他、尿量を増やすように設計されているそうです。


猫の体って自分以上に心配になるものです。

ちなみにペット保険会社の資料によると、猫の保険で一番利用が多いのは「膀胱炎」だそう。
尿結石から膀胱炎になることが多いようです。

今回2回の通院でかかった費用は4200円(1回目)+2800円(2回目)=7000円

ペット保険に入っておいた方がよかった額かどうかは悩ましいところですが、入院やカテーテルでの排尿処置になっていたらもっと高かったと思います。

とにかくむぎが回復してよかったです( ;∀;)

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