被災地に残された犬や猫たちのことを忘れないで
被災地に残された犬猫たち
2011年の東日本大震災。津波による被災はもちろん、福島原発事故では多くの人が住み慣れた土地を離れざるを得なくなりました。
そこにはやむを得ず人間とともに移動できなかった犬や猫、家畜として飼育されていた動物もいます。
その残された犬や猫たちの輝きを撮り続ける「上村雄高(かみむら ゆたか)」さんという写真家の方がいらっしゃいます。
上村さんの活動に共感し、ここに上村さんのメッセージとカレンダーのご紹介をさせていただきます。
上村雄高さんのブログサイト→猫撮る
【上村さんからのメッセージ(抜粋)】
お願いがあります。原発被災地の犬猫と私の活動にあなたの力を貸していただけませんでしょうか?
私が犬猫の撮影をしているのは、福島県飯舘村です。
すでに避難指示は解除されていますが、帰村率は15%程(2018年8月現在)。
村内に山積みされた放射性廃棄物が、村民の生活再建の足かせとなっています。
復興の文字は、いまだ霞んだままです。
村に残された犬猫の中には、今も飼い主と離れ離れで暮らしているものも少なくありません。
彼らは7年余りの多くの時間、人を待ちわびています。
現地には、人の手を今も必要としている犬猫がいます。彼らはずっと人への親愛を忘れずにいてくれます。
彼らが持つ輝きや個性は、私たちの家族である犬猫のそれと違いがありません。
もちろん、1頭1頭に名前や愛称だってあります。
人も犬猫も歳を重ねました。これから数年の間に、多くのものが失われるはずです。
犬猫がいなくなり、人がいなくなり、家屋が解体され草に覆われる。
そして、何もなかったも同然になってしまいます。
私には耐え難いので、この先も原発被災地の犬猫について伝え続けたいのです。
カレンダーが届きました!
こちらが実際に購入したカレンダーです。
ひと月分が大きな写真と書き込みスペースのあるものと両サイドに表示でき、目にも機能的にもいい感じ。
一緒に予約特典のポストカード付き(ポストカードはなくなり次第終了)。
カレンダーには猫だけでなく犬の写真もあります。
ちゃんとみんなの名前(ニックネーム)も載っていました。
むぎにも見せたら早速くんくん。
カレンダーの表紙は茶トラさん。
駆け寄る姿から「待ってたよー」と聞こえてきそうで、胸を締め付けられます。
一度人の手に育てられた犬や猫は自力で生きていくのは難しいといいます。
食事や、ときには治療が必要です。
カレンダーやグッズの売上の一部は、現地の犬猫のための寄付および上村さんの現地活動費に充てられます。
帰りを待つ彼らの姿を、手元に置いていただければ幸いです。
Call my name カレンダー購入ページへ
Call may name グッズ購入ページへ
※ふくねこは販売には一切関与しておりません。